バスログ

バスフィッシングについて色々書いています。

2021/9/11 秋雨のパターンフィッシング

パターンフィッシングしてますか?

どうも、バスログ管理者のリドリーです。

 

先日、明確にパターンであると判断できた釣行がありましたので、記載したいと思います。

 

季節は秋、曇り時々雨と絶好の巻物日和でした。慣例としてこの時期は見せる巻物(シャッドテールワームやオリジナルクリスタルSのようなスローリトリーブを主としたもの)より、スピードを持った逃げる巻物(バイブレーションやクランクベイト、バズベイト、クリスタルSディーパーレンジといった速度を維持できるもの)が好調であり、今回もそのようになりました。

 

なぜ、スピードが必要なのかその理由ですが、恐らく水温低下に伴い、バスのコンディションが良くなり、判断力が増していると思っています。よってスピードを上げ、判断させる時間を奪い、半ばリアクション的に喰わせています。

その他にもハイシーズン明けに伴うルアーへの学習や、適水温による移動力の増加(追える、追いたい)など諸説はあろうかと思いますが、概ねスピードを持って早期に勝負を決めることが好釣果への鍵であると思っています。

 

この日のクリークは、最近の雨による水門の解放により、水質が大きく変わっていました。水温は低下し、水質はクリア寄りと先々週と真逆です。大きく水が動いていることが容易に想像でき、その影響がどう出るかはやってみないとわかりませんでした。

 

いざ現地入りし、選んだルアーはクリスタルSディーパーレンジ3/8のブリーディングブラウンシャッド。上記の通り、ある程度の早巻きに対応しており、もともと喰わせる力もありつつ、何かと選んでしまいがちな名作ルアーです。カラーはクリアめであることからシルバーブレードのダブルで、泳ぎ回るベイトもキラキラとした白っぽいことから選びました。

 

まずは筋を斜めに切っていきます。ベイトが動き回っているように感じたため、広く当てれるよう、その切り方をしました。やはり対岸に余裕で届くクリークはこういった点が効率よくて良いです。しかし、明確なバイト得られず。ここで岸より伸びるフローティングカバーに目が付きました。斜めに切る意識を持つことで見落としていました。

 

クリークのベント部、アウトサイドにあるフローティングカバーを沿うように流したその一投、かなりの速度と重量を持ってタックルが引き込まれました。フルロックしたカルカッタコンクエストのドラグがジリジリどころかギュルギュルと出されます。ロッドは曲がる限界まで曲がり、耐えることが精一杯です。しかし、感覚としてまだ切れる範囲ではないと判断しドラグを指ロックし、ファイトを続けました。

そしてフッと軽くなりました。ブレイクはしていません。外れるようなテンションでなかったため、身切れしたものと思います。力で行き過ぎたと後悔の残るファイトでした。ルアーにはフィッシュイーター特有の鋭い歯型が残されており、個体の強さを感じさせます。逃した魚はデカいという格言もありますが、まさにその通りだったと思います。

 

しかしながら、これが今日のパターンであると把握し、同様のシチュエーションで4バイト2フィッシュと掴めた釣行となりました。キャッチ率は悪いですが、バイトを引き出せることが大切だと思うので、その点で良い釣行だったと思います。嘘です。超悔しいです。

 

では本日のパターンのまとめを。

気温水温共に落ち着きを見せた秋の雨の日。例えハイプレッシャーでも水質の良くベイトの多いエリアを選択すべし。ルアーはある程度のスピードを出せるもの。レンジは水深10㎝程度だが、カバーの状態等、状況に合わせる必要あり。

 

では良い釣りを。