バスログ

バスフィッシングについて色々書いています。

2021/9/3 はじめてフリーリグで釣れた日

緩急つけてますか?

どうも、バスログ管理者のリドリーです。

 

かれこれフリーリグというメソッドが大陸より伝わりどれほどの時間が経つのでしょうか。私は知りませんが、私の周囲でそれらリグを使う人が増えたのは3年ほど前となります。皆様ご存じの通り、私リドリーも流行にはしっかり乗っかるタイプですので、フリーリグ、やってみましたよ。

しかしまぁ釣れないこと釣れないこと。とある人はフリーリグだけあれば良い、とある人はフリーリグで釣れない魚はこの世にいない、とある人はフリーリグで宝くじが当たった、と私以外の全人類はフリーリグの恩恵をしっかりと享受されています。

あまりの釣れなさにチャレンジする気力すら失いかけていた3年目、とうとうフリーリグとはこういうことなのかと分かった気がしますので、その釣行模様から解説を記載しておこうと思います。

 

その日は雨ときどき曇り晴れと気候変化の激しい一日でした。私は最近通っているクリークへバス釣りへ。

そのエリアはいつもクリークへ行くときは最初に行くエリアです。クリアウォーターからマッディウォーター、流れ具合などすべての要素が近所に揃っており、状況の判断がしやすいためです。

いざ現地に着きファーストスポット。クリークの対岸にあるコーナーと水門が複合した一等地へ、フリーリグを投げました。すると狙ったわけではありませんが、キャストがオーバー気味となり、垂直護岸の上に落ちました。そしてそれをゆっくり引き落とすと垂直護岸のため当然垂直に落ち着水します。そして気付いたのです。なるほどこういうことかと。

 

何に気づいたのかというと、フリーリグはダウンヒルに強いリグであるということです。皆様完全にご存知の通り、私リドリーは釣行の98%がオカッパリです。で、そのオカッパリ人が懇切丁寧に扱う絶対的エリア、ありますよね?

そうです、足元です。

足元をおざなりにするオカッパリに釣果なし、かの有名な太公望が残したオカッパリ格言のその壱ですが、その足元を大切にしすぎるあまり、ついついアップヒルでの運用がほとんどとなっていたのです。するとどうなるか、おわかりでしょうか。アップヒルでもフリーリグのフリーとなる幅を稼ごうとします、すると過剰な距離、過剰な速度でリフトさせます。なんとも不自然な動きになっていたことでしょう。

こうして気づきを得た私は、文頭の水門でフリーリグを使い2本のバスをキャッチすることができ、その翌日には別の野池にてワンド対岸を狙い更に2本のバスをキャッチすることができました。

 

では解説です。一般的に記載あるような事項は省略しています。

・フリーリグはダウンヒルに強い。よってバンク向けにキャストするボート釣りは勿論、オカッパリなら狙うのは対岸や距離を取ったベント部分。

・勢いよくリフトさせない。フワリと持ち上げストンと落とす。落とす際は必ずラインをフリーにし、垂直に落とすよう心掛ける。

・着底するたびに最低5秒キープ。それが待てないなら使わない。狙いどころなく使わない。

以上となります。最後に参考までに使用したタックルセッティングです。

 

ロッド:STN680mh

リール:20メタニウムHG

ライン:シーガーフロロリミテッドハード14lb

シンカー:DSヘビーデルタ1/4oz

ワーム:フロントフラッパーカーリー

フック:ダブルエッジ3/0